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愚か者の戯言

2015.12.31
~先日、業界のとある会合での講演会で故繊維業界は伏魔殿と指摘され、業界の社会認知を上げるために「見える化」の必要性を強調されました。
この故繊維業界は確かに伏魔殿だし、それでよいと思っています。
伏魔殿だからこそ魑魅魍魎が跋扈できるので、業界を「見える化」してしまったら資本力の強い他業界、例えば古紙業界などに瞬く間に席巻され、同業者は生き残れないでしょう。
単純仕事の「込みボロ輸出業務」に他業界から参入が相次ぎ、たちまち占拠されたことも記憶に新しいことです。
「ウエス業界」もまた伏魔殿だからこそ弱小で零細な専業者も何とか生き残っていると思っています。
同業者である先輩の持論ですが、「最低のウエスでも工賃は100円掛かる。」
に共感します。
ウエス業界全体がこの意識を共有し、客先を説得し、ここから販売価格体系を構築して行けば、利益の出る業界になるのではないでしょうか。
また、ブルセラも確かに伏魔殿の構成要素の一つですが、・・・(笑)
ここで指摘された伏魔殿は「ブラックボックス」的な意味合いだと思われます。
何かよく分からないが、故繊維業界に込みボロを放り込むと最小コストで商品化されてゆく。
もしそれが「見える化」されれば、利益の減少に苦しむ古紙業界が新たな市場が開ける、弱小な故繊維業者を蹴散らして、古紙業者が取って代わる・・・。
考えすぎかな?
かつて、これも同業者である大先輩おっしゃっていましたが
「どう原価計算をしても利益なんか出るはずがない。でも廻っている。」
やっぱりこの業界は「伏魔殿」なんです。
同業者と言ってもその業態は十人十色で、それぞれ異なります。
A社は故繊維を中心として国内外に支店ネットワークを張りめくらせている。
B社は故繊維の扱いも大きいが、その営業力を生かしてウエス以外の資材販売が会社の中核をなしている。
C社は大手通販会社と提携、その生産力をいかんなく発揮している。
D社は海外大手故繊維業者と提携し、業容を拡大している。
E社は自ら海外に工場を建設し活路を見出している。
F社は国内選別に特化し、国内選別量第一位の物流量で勝負している。
G社は国内古着販売に注力している。
H社は地域独占を生かし、ウエスのブランド化は図っている。
とまあ、天の時、地の利、人の和を最大限に活用し、一つとして同じ業態はないと言っても言い過ぎではないでしょう。
そして今後もこうした業界特性を生かしていくのが良いのであろうと思う。
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