売れ筋ランキング

  • 広告 - 1
  • 古着が紡ぐ関係性
  • 古着の現場から学ぶ
  • 広告 -  2
  • 広告 - 3

当サイトは、RapidSSLのデジタルIDにより、記入されるデータは全て転送時に自動的に暗号化されセキュリティ保護されます。

ウエスとは

 ウエスとは、機械手入れ用の雑巾のことです。
 もう少し詳しく説明すると、家庭から出る古着などを再生して作る工場などで汚れた機械などを清掃する為に使う雑巾のことです。
雑巾というと皆さんは四角く折りたたまれてミシン掛けした物を想像されますが、ウエスは違います。
 第一に折りたたんでミシン掛けしません。そこまでする必要もないし、だいいちコストがかかりすぎます。
 第二にウエスは四角くありません。お客様のご要望で四角いウエスを作ることはありますが、ほとんどのウエスは切り開いただけの不定形です。なぜなら汚れた機械を清掃するのにそれで十分だからです。
 各家庭などから集められた古着のうちで木綿素材のものを中心に約20%がウエス用として使われます。(ここでは詳しく説明いたしませんが勿論残り80%も有効に利用されます。)
 また、最近ではホテルなどに寝具を回収し洗ってまた貸し出すリネンサプライ業者からの損耗品もウエスの原料として多く使われるようになっています。

 話は違いますが、皆さんはウエスという言葉をご存知でしたでしょうか。
 子供の頃、父親の職業を聞かれ自分自身判らずに答えに窮していました。この仕事に就いた頃、若い仲間が集まると必ず何の仕事をしているのかが話題に上ります。「ウエス屋」と答えますが十人が十人知りません。
 知っている限りの事を話しますがまず理解してもらえません。私自身がどうしてこれで商売が成り立つのかなんとなく理解したような気になれたのに十年かか りましたので無理もありませんがその当時は焦燥感をつのらせていました。特に若い女性には話せば話すほど気持ちの離れて行くのを強く感じました。
 最後に「屑屋さんね。」と言われもうそれ以上説明する気力を無くしたことは一度ではありません。
 今でも、産業経済省の商品分類にすら計上されていません。
 「八百屋さん」「魚屋さん」「床屋さん」と言って判らない人はまずいません。「ウエス屋」と言った時にすぐに皆が判ってくれる日が、そして少なくとも産業経済省の商品分類に計上される日が一日も早く来るようにこれからも精進してゆきます。

ウエスの製造工程  どんな工程でウエスに変身するの?

ウエスの主な生産工程は下記の通りです。
製造委託先である橋本繊維株式会社の生産工程です。
橋本繊維株式会社川口工場は川口保健所より“指令川口保第1876号”くず物取扱業に関する条例第4条の規定によりくず物取扱業の許可を受けた工場です。

  1. 原料倉庫
  2. 裁断
    カッターと呼ばれるウエス裁断専用の高速回転歯の裁断機を使用して、機械等の清掃に邪魔なチャックやボタン等の付着物を切り落とし、筒状の袖などを切り開き、使いよい大きさに切り揃える作業。
  3. 洗濯
    ワッシャー(工業用大型洗濯機)に洗濯物と洗剤を入れ、ボイラーより直接高温蒸気を吹き込み沸騰状態で洗濯することによって洗濯と消毒を同時に行う。次に脱水機(遠心分離器型工業用大型脱水機)で脱水し乾燥機で高温熱風乾燥する。
  4. 消毒
    消毒橋本繊維株式会社川口工場は川口市保健所より“指令川口保第1877”くず物取扱業に関する条例第4条の規定により消毒業の許可を受けた工場です。
  5. 選別検査
    ベルトコンベアーを使用した選別検査。
  6. 包装
    独自開発のウエス専用自動袋入機による効率的袋入れ作業。
  7. 検量
    デジタル秤による正確な計量。
    梱包機械の写真
  8. 梱包
  9. 当社独自開発の油圧プレス付きウエス専用結束機
    …在庫スペースが三分の一に減らせます。
    製品倉庫の写真
  10. 製品倉庫
    常時約80種類のウエスを約300トン在庫。
    お客様の必要な時に必要なウエスを必要なだけ迅速にお届け致します。
  11. お客様へ

ウエスとリサイクルの関係  回収された古着の行方

各家庭等から回収された古着は主に下記のように再利用されます。

ウエス材
ウエス原料として利用できる古着
古着
国内の古着店やフリーマーケットで販売されている厳選された古着
中古衣料
まだ十分に着られる物は種類別に分けられ梱包され安価で海外に輸出され、開発途上国の人たちの衣料を確保するための必須物資になっています。
反毛材
上記のいずれにも向かない物は、反毛機で綿に解され詰め物として使われたり、フェルトに加工されて防音・断熱材などとして使われています。

上記の他にも多種多様な利用をされています。そしてこれらはどれか一つだけで良いというわけではなく、相互に関連していて、どれか一つのマーケットが消失してしまっても経営は成り立たず、古着のリサイクルは出来なくなってしまいます。
全ての古着が有効に再利用されて初めてリサイクルの輪が完結します。

ウエスに利用できないもの

下記の物は残念ながら再利用できません。

  • 布団、座布団、枕
  • カーッペット
  • 雨合羽
  • 濡れている物、腐っている物、汚物にまみれた物
  • 仮縫い用として使われた生地、縫い掛けの生地等、針(縫い針、まち針等)の付着している物、またその恐れのある物
  • 残反(服として使われなかった反物状の生地)
  • ウエス、または雑巾として使用された物
  • 切り刻んでしまったり、ボタン・チャック・ホック等を取り外してしまった物
  • バザー、フリーマーケット、ガレージセール等の売れ残りの古着
  • ユニフォーム、制服